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ロングライフデザイン

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先日 鯖江文化の館でありました特別講座に行ってきました。

「地域とロングライフデザイン」 講師:D&DEPARTMENT代表 相馬氏

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会場には昭和時代から使われている陶器の越前そばの器

打ち刃物・ブロック(子供向け玩具)・和ろうそく・水ようかんの箱

など福井の地で永く親しまれているものばかりです。

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「ローヤルさわやか」

当社と同じ福井市上野本町で作られています。

講座テーマでもあります「永く親しまれているデザインのもの」について考えさせられました。

そこには安全性、機能性、デザイン性の他 修理可能なものであるか、

計画生産性(売れすぎても作り過ぎない)

作り手の継続意志(または継続可能な経済状況を生める適正価格かどうか)

などの背景的条件を整える必要があることを学びました。

そこでわたしの持ち物のなかでロングライフデザインを探してみたところ

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有りました!レッドウィングのアイリッシュセッター。

かれこれ23年大切に履き続けています。

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しかも靴底の減りが気になり、最近ソール交換したばかり。

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本革のいい感じのユーズド感に靴底の清潔感がプラスされ、また違った佇まいになりました。

日本製では有りませんが、これも立派なロングライフデザインですよね。

D&DEPARTMENTでも捨てられる服に後加工を施しリメイクして販売している

事例が紹介されていました。

しかし服もそういった経緯で再販売できるものもあれば、ただの繊維くず

としてでしか扱われないものもたくさん有ります。

当社も作り手としての立場から改めて考え直しても、手にした人が末永く愛用して頂ける

そんなものを作っていきたいと考えます。

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