[ EN / JP ]

archive

2019.03.12
『ファクトリエ』のご紹介

職人の情熱とこだわりがつまった
語れる商品を適正価格で

ファクトリエは、メイドインジャパンの工場直結ファッションブランドです。 職人の情熱と最高の技術がつまった、人に語りたくなるものを長く大切に使ってもらいたい、そんな想いと共にお客様に語れる本物をお届けします。

国内600以上の工場へ直接足を運び、世界の一流ブランドから生産を依頼されるような高い技術、誇り、独自のこだわりを持っていると判断した工場のみと直接提携。商品を生産しています。

また、中間業者を介さず工場と消費者を直接結ぶことで、工場独自のこだわりを詰め込んだ高品質な商品を、”適正価格”でお客様に提供しています。この仕組みにより、工場は適正な利益を確保でき、職人の技術やこだわりがつまった語れる“本物”を作っています。

 

ファッション業界の現状

ファッション業界を取り巻く様々な環境変化やファストファッションの台頭により、メーカーはコストの低い海外生産にシフトしていきました。その結果、国内におけるアパレル品国産比率は1990年の50.1%から2014年にはついに3.0%まで減少してしまいました。事業所数においても1/4以下までに減ってしまっています。

さらに構造的な問題として、工場で商品が生み出され店頭に並ぶまでに、商社や卸等の中間業者が介在し、メーカーが低価格な商品を好めば好むほど、そのしわ寄せが工場にきてしまっている現状もあります。結果、工場は過剰な原価抑制を強いられ利益率を悪化し、倒産や人員削減が続いています。

工場を元気にしたい

この状況を打破していくには、アパレル業界の構造改革が必要です。工場がしっかりとした売上・利益を確保していくために、中間業者を介さずに、“工場”と“消費者”をダイレクトに結び付けられる『Factelier(ファクトリエ)』のコンセプトに辿り着きました。

アパレルの国内生産比率

            ファクトリエ 山田社長と福井駅前にて

変革が迫られる日本のファション業界も、業界内部からの改革が進んでいます。その中でもファクトリエさんは、その斬新な発想と試みで、メディアをはじめ各方面から評価を受けています。

 

2019.03.04
パリのPREMIERE vision会場にて

サスティナビリティの動きが更に強まるヨーロッパのアパレル市場。2020SS黒いごみ袋の差す未来は・・

 

日本を代表するテキスタイルデザイナーで、an d an t e.のディレクター梶原 加奈子氏と会場で落ち合いました。

フランス政府機関によるフランスのデザイナーと、和紙や藍染など日本文化との関わりについて、その懸け橋となる取り組みも講演会で紹介されました。

 

2019.03.04
ミラノ展示会『MIRANO UNICA 20SS』に初出展

初日オープニングイベント後の会場の様子。

 

会場中央のトレンドコーナーには、全出展品の中でもトレンドとして選ばれた生地だけが並びます。各ブランドバイヤーはアポイント以外のブースに立ち寄る際、こちらでチェックしてから回るケースが多いようです。

初出展ながら弊社の生地ブランドan d an t e.からは3点の生地がピックアップされました。

 

ジャパントレンドにも合計13点のピックアップが有りました。

 

an d an t e.のブース。約60社(ブランド)の訪問があり、着分依頼や別注オーダーもあり、大変大きな反響と成果がありました。

 

ミラノ在住の日本人で、通訳でお世話になったmomoさん。

 

日本ファッションウィークの兼巻さん。存在感が有るので広い会場でもすぐ見つけられます。

 

福井JETROの職員の方をはじめ、たくさんの方々にお世話になり出展という大きな一歩を踏み出せました。本当に有難うございました!

2019.02.06
オリジナル生地ブランド『an dan te.』アンダンテ デビュー

[andannte]webサイトのお知らせ

`越境するレース’

andanteの世界観を、ぜひたくさんの方々に見て戴きたいと思います。

https://andante-japan.com

 

2019.02.03
ミラノで行われる国際的な生地展示会に初出展

昨年、テキスタイルデザイナー梶原加奈子氏のディレクションにより始まった森川レースの生地ブランド『an dan te.』(アンダンテ)がいよいよイタリアのミラノウニカに出展します。まず頭の中を切替える事からはじまった生地開発は、トレンドを学び試行錯誤を繰り返し、スピード感を維持しながら、今まで試した事のない領域にどんどん踏み込んで行きました。そうやって約一年を費やした生地開発は40点余り。各方面たくさんの方々と関わり、またお世話になりここで一つの通過点を通るわけです。どう評価されても真摯に受け止め、経験を積み重ねこれからも足を止めることなくまた開発に向き合っていくつもりです。

2019.01.04
2019 謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

昨年は福井においてラッセルレースの存続も含め、模索していた事、夢の実現に向けての手段を決め「奔走」した一年でした。その中で新しい出会いが生まれ更に大きな力となって今年も進んでいく事でしょう。どんな時でも目標に向かう強い気持ちを持ち続け、同時に感謝の気持ちを忘れず良い結果に繋げ「飛躍」の年にします。

本年も皆様のご多幸とご健勝を心よりお祈り致しております。                                     森川 英樹

2018.12.28
ことし一年を振り返って

福井は昨夜から雪がちらついて、さらに年の瀬という感じが増してきました。

昔に比べると一年を通してレースの服や小物を店頭やインターネット、またTVや街頭でも見かける様になり、レース=春・夏の素材 だけでは無くなった事は嬉しい事です。しかし私たちが目にする殆どのレース実は海外で安くつくられたものばかりです。大量に生産され、売れ残ればセールになり、さらに残れば廃棄処分・・そんなやり方では資本の大きな会社にかなわない!私たちがいる場所はここでいいのか?という疑問をずっと持っていました。しかし目の前の経営の事を考えると、とにかく機械を止めずに稼働させなければいけないという先入観もあり、先代からずっとこのやり方しかやって来なかったので、変化する事も出来ずにいました。

しかし、苦悩しながら苦しい中でも動きを止めずにいたからこそ、大きな柱となるべく目標を見つける事が出来ました。

その様な流れで、8月には福井県より“経営革新計画”に承認されました。11月には“ふくい逸品ファンド事業”に採択され、西川知事より認定状を授与されました。福井はかつて「繊維のまち」と言われており、私たちの編みレースも地域産業資源に指定されています。今後、他では真似出来ない発想や技術を国内外にアピールしていきたいと思います。

わくわくするようなレース、関わった人みんながハッピーになれるようなものづくりを目指して、来年も突き進んでいきたいと思います。どうぞ皆様良いお年をお迎え下さい。

森川嘉子

 

2018.12.16
展示会 視察&商談

年2回 東京国際フォーラムで開催されるPremium Textile Japanを視察、商談をしてきました

 

 

コットン、シルク、羊毛などナチュラル糸を使用したテクスタイル展示会『HARVEST』にも視察・商談で参加

ヨーロッパからのサスティナブルの動きはますます強くなって来ています。ナイロン袋などによる海洋汚染が海にすむ魚や哺乳類に及ぼす影響などが報道され、コーヒーメーカーのプラスティック製ストローの不採用といた様に、今後このエコ、リサイクルといったサスティナビリティの動きは身近に感じられる様になってくるでしょう。

2018.10.22
RENEW/1018

秋晴れの心地よい日曜日、福井の今立 和紙の里のイベントに参加して紙漉き見学をしてきまた。この地域では和紙工場が地域内に点在しており、お互いの特徴を生かした作り方や販売で協力し合い『越前和紙』を広く発信しています。若手の作り手が中心となり、1500年続く越前和紙を先人の技術や知恵を更に時代に合わせた感性で和紙の表現、創造をしています。

ここでも受け継がれてゆく伝統技術や時代の変化に対応する日本の工芸の柔軟性と美しさに魅せられました。

森川 英樹

2018.10.13
設立30周年記念日

今日、10月13日は森川レースの創業記念日で法人化して30年目を迎えます。統計的に30周年を迎える企業は全体の30%と聞きました。これもひとえにお付き合いさせて戴いております皆様方のお陰と感謝いたします。お花は平素大変お世話になっている税理士法人たすき会様から頂きました。どうも有難うございます。

これから知りあう事になる多くの方々を含めて今後ともどうぞ宜しくお願い致します。